第566回中国放送番組審議会概要

今回審議したのは、2011年12月31日に放送したテレビ番組「ニュース6スペシャルチャイナ・チャンス」です。これは、ニュース6の中で2011年7月に6回シリーズで放送した『チャイナ・チャンス』という企画を1本の番組にして放送しました。

【担当ディレクターの説明(企画意図)】

日本と中国との関係は、非常に親密になっていて、中国を抜きにしては今後の日本はあり得ません。そうした状況の中で、両国には どれくらい深い関わりがあるのかを、広島という小さな地域を通して見てみようという趣旨で企画しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】
【担当ディレクターの説明】

中国が豊かな国かどうかという ご質問がありました。中国は、国全体を見てもその姿を捉えられません。いかにカテゴリーで見るかが大事です。すなわち 内陸部か沿岸部か、若者か年配者かなど、分類で見ないといけません。しかも それぞれのカテゴリーによって、全然違う国の姿であったり、経済状況であったりします。私は報道記者として、およそ3年間 北京に住んで、全国各地を取材して回りました。その中で、苦労している企業家はたくさんいます。また チャンスがあると言って無謀な挑戦をしている人もいます。
挑戦に失敗して日本に帰る人もたくさんいます。
番組のタイトルを「チャンス」としたのは、日本にも中国にもあるという意味からです。
今後も継続して取材し、変化を見ていきたいと考えています。

<文責:中国放送番組審議会事務局>
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