「第10回RCCエコロジーファンド」表彰式

受賞団体、審査員

「第10回RCCエコロジーファンド」には広島県内から36団体の応募がありました。7月3日環境有識者5人による審査の結果、「RCCエコロジー大賞」1団体(助成金30万円)、「エコロジー賞」2団体(同各15万円)、「奨励賞」3団体(同各5万円)、「特別賞」4団体(同各5万円)が選ばれました。
表彰式は7月30日、RCC文化センターで行い、RCCの原森取締役コンテンツビジネス局長から、各団体の代表者に表彰状と助成金の目録をお贈りしました。
表彰式のあと、今回の「RCCエコロジー大賞」に決まった『永田川カエル倶楽部』(江田島市)の代表者が日常の活動報告を行いました。
表彰式終了後、広島大学名誉教授の中川平介氏が「環境保全と生物資源」と題した講演を行いました。
受賞団体は次のとおりです。

2014年度「第10回RCCエコロジーファンド」入賞団体
受賞団体&活動内容・評価

■RCCエコロジー大賞 1団体 (助成金30万円)

永田川カエル倶楽部(江田島市)
子どもや保護者も参加し、長期に渡り環境学習を行っていること。日々新しい活動をしていることが評価された。

■RCCエコロジー賞 2団体 (助成金 各15万円)

①サポート・トレッキング・グループ(呉市)
トレッキング、縦走大会などでの自主的な整備活動を行っていること。また、そのマネージメント力が評価された。
②大崎上島町公衆衛生推進協議会(豊田郡)
ドライバーにアイドリングストップを呼びかけるなど、一般の人々を巻き込んでの活動と小中学生など 若い世代との連携が評価された。

■奨励賞 3団体 (助成金 各5万円)

①エコINNくろせ(東広島市)
青少年育成を目的に環境活動を行い、幅広く活動していることが評価された。
②かんきょう会議浮城(三原市)
次世代を担う小中学生を巻き込んでいること。フォーラム、啓発活動にも力を入れていることが評価 された。
③広島環境サポーターネットワーク河川・海洋部会(広島市)
地道な調査活動を評価。活動が環境修復につながっていることが推察できる。

■特別賞 4団体 (助成金 各5万円)

①芦田川環境マネージメントセンター(福山市)
芦田川の水環境改善に向けて継続的に活動していることが評価された。
②自然学びとくらぶ(広島市)
二人で地道な草の根的活動をしていることが評価された。
③地球温暖化対策地域協議会「脱温暖化ネットおんど」(呉市)
打ち水というユニークな取り組みを基本にしての啓発活動が評価された。
④GROUPサンタラ(広島市)
環境についてユニークな活動を20年近く地道に行っていることが評価された。

審査の総括

今回の応募団体のうち8割近くが、これまでいずれかの賞を受賞した団体であり、県内各地で継続してレベルの高い活動をされているという印象がありました。その中でも今回受賞された団体は、子どもたちや地域を巻き込んだ幅広い活動を長期にわたり行う一方で日々工夫した活動を行っています。残念ながら今回受賞されなかった団体にはそのような活動を参考にして頂き、少しでも新しいものを取り入れた活動をしていただければ新たな発展につながると思います。

2013年度 第8回「RCCエコロジーファンド」入賞団体
2012年度 第8回「RCCエコロジーファンド」入賞団体2011年度 第7回「RCCエコロジーファンド」入賞団体
2010年度 第6回「RCCエコロジーファンド」入賞団体2009年度 第5回「RCCエコロジーファンド」入賞団体
2007年度 第4回「RCCエコロジーファンド」入賞団体2006年度 第3回「RCCエコロジーファンド」入賞団体
2005年度 第2回「RCCエコロジーファンド」入賞団体2004年度 第1回「RCCエコロジーファンド」入賞団体