RCC環境への取り組み

2016年度 第2回
RCCラブ・グリーン大賞
★受賞団体決定★
RCC中国放送では、緑豊かな広島の自然を次の世代に継承するために、自然保護・エコロジー活動に取り組む団体を表彰・助成する「RCCラブ・グリーン大賞」を昨年設けました。二回目となる今年は9件の応募を頂き、審査の結果、受賞団体を以下のとおり決定しました。
なお、表彰はフード・フェスティバル(2016/10/29,30開催)のラジオステージで29日(土)に行います。

(株)中国放送 ラブ・グリーン推進室

第二回RCCラブ・グリーン大賞 受賞団体

ラブ・グリーン大賞「黄金山さくらの会」 助成金70万円
奨励賞「布野の食と脱温暖化を考える会」 助成金10万円

★ラブ・グリーン大賞「黄金山さくらの会」(広島市南区)
「黄金山さくらの会」(正会員49人、賛助会員39人、2016/03/31現在)
昭和34年にテレビ塔建設に併せてできた黄金山の公園のさくらの多くが寿命を迎えており、その再生に取り組もうと2005年に会を設立。古いさくらの再生や、新たなソメイヨシノの植樹、さらにはさくらの種類を充実させて黄金山を「さくらの博物館」しようという活動を行っている。
今回の助成により、ソメイヨシノを13本と、「普賢象(ふげんぞう)」と「関山(かんざん)」という種類のさくらを植える予定。
代表:下村邦三氏(会長)

(受賞について下村会長コメント)
「黄金山のさくらは、最初に植えられた樹の寿命が近づき、樹勢が衰え樹の病気も増えています。我々は10年以上にわたり、そんな黄金山のさくらの再生に取り組んできました。今回のラブ・グリーン大賞受賞は、我々にとってとても大きな励みとなりました。美しい桜を次の世代に引き継ぐため、そして多くの人たちにさくらを楽しんでもらえるように、これからも頑張ります。」
(講評)
山を博物館に見立てて整備するアイデアが面白い。活動が10年以上続いている継続性と、スタート当初は「さくらの再生」だった活動が「さくらの博物館」構想という形に広がっているところも評価できる。多様な植生といかに共存させてさくらの植樹を行っていくかという点も考えながら、次の世代につないで欲しい。

★奨励賞「布野の食と脱温暖化を考える会」(三次市布野町)
「布野の食と脱温暖化を考える会」(個人会員87人、団体会員5団体)
布野町で「食」を切り口とした脱温暖化の活動を展開している。環境学習として地元の小中学校の活動(水辺の教室、森林教室)を行っている。脱温暖化の活動として、アイドリングストップをアピール、廃食油回収とその再利用に取り組んでいる。
「今回の助成金は、廃校になった横谷小学校を会場として過去四回行っている環境イベントを続けるための資金としたい。」

RCCラブ・グリーン大賞は、対象となった個別の活動に助成をするものです。ラブ・グリーン推進室では助成金による活動の様子を見守ることにしています。

審査委員長
 吉長 成恭 広島国際大学大学院 教授
審査委員
松井 浩章 広島県環境県民局 環境政策課長
二階堂 和美 僧侶・シンガーソングライター
増田 泉子 ㈱中国新聞社 編集委員
武田 信晃 ㈱中国放送 報道部長

【問い合わせ】
中国放送 ラブ・グリーン推進室 担当:寺内 優
082-222-1132(広報部)[※受付時間:平日10:00~17:00]
メール:love-green@rcc.co.jp