ラジオドラマ「篠笛」
放送文化基金「ラジオ番組賞」「音響効果賞」受賞!!
RCCラジオドラマ「篠笛」(平成14年11月23日(土)20:00〜21:00放送)が、第29回放送文化基金賞 番組部門 ラジオ番組賞と、音響効果賞に選ばれました。 贈呈式は、6月20日(金)です。
ラジオ番組の表彰番組数は4本以内で、「本賞」「優秀賞」が各1本と「番組賞」となっています。
個別分野賞には、「出演者賞」「企画賞」「演出・脚本賞」「効果賞」などがあり、 「効果賞」は優れた音楽・音声・音響効果・照明・美術が受賞対象分野となっています。今回は、音の世界が高く評価され「音響効果賞」での受賞となりました。
 受賞対象
 ・福原一(篠笛奏者)〜篠笛の作曲・演奏
 ・上床直人(e−RCC)〜音響効果

ラジオドラマ「篠笛(しのぶえ)」

放送日時:2002年11月23日(土)20:00〜20:59
制作意図
原爆で奪われた親子の絆と、現代社会とは無縁の島で繰り広げられる、死に対する奇妙な伝承。日本古来の「篠笛」をモチーフに、普遍的な母と子の思慕を描くと共に、避けることのできない死の現実、高齢化問題を問い直す。
番組内容
定年退職を迎えた男、佐藤仁が、幼い頃亡くなったという母の幻影をたずねて、瀬戸内海にある、故郷の島を訪れる。佐藤はそこで、「キヨ婆ちゃん」と呼ばれ、皆に親しまれている旅館の女将、桐谷清子に出会う。清子や老人達は、それぞれ小舟を準備していた。佐藤は不可解に思いながらも、島に留まる。島の山には、満月の夜、黄金色に輝き、笛にすると、神が吹くような音色の出る竹があるという。
 出演者:北林谷栄(劇団民藝)、浜畑賢吉
 音楽:BANANA
 篠笛演奏:福原一
 制作スタッフ
   制作:大原健嗣 企画・脚本・演出:三村千鶴
   音響効果:上床直人 技術:箱崎敏行

BACK

Copyright (C) 2002-2004, RCC Broadcasting Company. All rights reserved.