戦後60年特別企画 ヒロシマ …あの時原爆投下は止められた …いま、明らかになる悲劇の真実

番組内容
人類初めての原爆投下から今年60年を迎える。
広島・長崎では、少なくとも10数万人が命を落とし、現在に至るまで、放射能の影響で健康被害が続いている。そして、この原爆投下がその後の核開発の幕開けとなってしまった。米・ソの冷戦終了後10年以上時が過ぎても、地球上には数万発の核兵器が存在していると指摘されている。つまり原爆投下は過去の問題だけでなく、現在の問題でもあるのだ。
番組では 原爆開発や投下決定にかかわった当事者、被爆者の方々の貴重な新証言、膨大な数の史料を集めたドキュメント、さらに証言から忠実に制作した再現映像やCGなどによって60年目に初めて明らかになる事実から人類最大の悲劇の“全体像”を描いていく。

番組からのメッセージ
・“継承”筑紫世代から綾瀬世代へ
・“核廃絶”
・“歴史からの教訓”

番組の流れ
・プロローグ(原爆ドーム前)
・戦争の基礎経緯〜日米対立の構図
・テニアンから広島に飛び立ったエノラ・ゲイ物語(BBC制作ドラマより)
・なぜ原爆投下をとめることができなかったのか
 原爆開発から投下までの歴史事実の紐解き
・ついに原爆投下
 当時の広島は(資料からCGで完全再現)
 被爆前の広島の人々
 その瞬間広島の町はどうなったのか
・原爆の実態
 原爆の破壊力を検証。キノコ雲の実態とは
・惨劇の全貌
 被爆者の手記で語るあのとき(手記朗読:吉永小百合)
・エピローグ
 筑紫、綾瀬からのメッセージ
 広島から発するメッセージ

キャスト
ナビゲーター:筑紫哲也、綾瀬はるか(広島出身)
被爆者手記朗読:吉永小百合
ナレーター:森本毅郎
主題歌:平原綾香 with 久石譲

スタッフ
制  作: TBSテレビ  報道局・制作局
プロデューサー戸田郁夫(制作局)
佐々木卓(報道局)
遠藤千鶴子(制作局)
総合演出萩原豊(報道局)
共同制作:BBC(イギリス)
制作協力:RCC中国放送(広島)

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