Eタウン
2005年10月29日
東京モーターショー第2弾「世界の名車と環境カー」
未だ来らざる21世紀
21世紀というのは、それを迎える前までは『未来』というイメージが強かったけど、実際にこうして暮らしてみると以前に描いた未来のビジョンにはほど遠い。今回登場した車のどれかひとつが本当の未来へのデッサン。それがわかるのは2040年あたりかも。
コータリ人形
■合言葉は“Driving Tomorrow! from Tokyo”
今月22日から幕張メッセで開催されている第39回東京モーターショー特集の後半は、外車と環境に対応した車の最新情報をレポート。超低燃費車があるかと思えば、破格のセレブ向けゴージャスカーもあり、神足&池田コンビも仕事を忘れてはしゃぎっぱなし(笑)。“Driving Tomorrow!from Tokyo”のテーマのもと、さぁ、未来の車の先駆けはどれだ?!
「今回のモーターショーでは車の二極化を感じたな。大衆車は安くて燃費も良くなったけど、それとはかけ離れた大金持ち向けの車というのが出てきてるんです」

「数千万円は当たり前、なんと『億』のつく車もあったりして、、、ふぅ〜」

■世界の名車を神足裕司がバッサリ斬る!エッ、そしたら血が出たっ?!
◎メルセデスベンツ/ドイツ
「S600」「新型S-Class」など、上質な調和をコンセプトに置いています。水素燃料電池車「F600 HY」を見て、いわゆるAクラスの床下が二重になっていたのはこのためだったのかと納得。
◎GM/アメリカ
シュワちゃんやNY市長も乗ってた「HUMMER H2」が人気。ハイブリッド車「Sequel」も出してきました。
◎レクサス/アメリカ
トヨタが北米に輸出するために作ったブランドがレクサスですがこれがもう大ヒットして、日本にも逆輸入されるようになった。世界のトップ2がトヨタとレクサスになっちゃった。「LF-Sh」を見て「日本にこんなことが出来たのか」って皆驚いてるよ。値段も1400万円するんだもん。「GS450h」にも日本らしさがある。
「最初に言ったように、いい車が大量生産できるようになったということは、逆に特長がなくなることでもある。だからメーカーの思想や存在感を打ち出すためにも、ド派手なハイクラス車が必要になるってわけ。安いだけじゃ満足しないんだ」

「身の丈で独自のカラーを出しているメーカーの元気さが目立ちますね」

■カッコよくて環境にやさしい羨望のエコカーに神足サン試乗
グローバルな環境対策が緊急課題となっている昨今、今回のモーターショーでもハイブリッド車をはじめ、水素燃料電池車、電気自動車など、各メーカー趣向を凝らした最新エコカーがズラリお目見え。でもやっぱりひときわ異彩を放っていたのが、我らがマツダ車。中でもロータリーエンジンならではの特性を活かし、ガソリン、水素、どちらでもOKという「RX-8ハイドロジェンRE」は羨望の的。水素/ガソリンの切り替えも走行中にボタンひとつ。来春にはリース販売も決定し、水素燃料カーでは独走となること間違いなし。試乗した神足さんも、そのスムーズな走りにビックリしてました。広島の街を走っている姿を早く見たいものですネ!
「ハイブリットカーは、エンジンと電気モーターを二つ一緒に積んで走る車だけど、昔はそんな非合理が両立するわけないと思われてのに、今では花盛り」
《次回のEタウンは11月5日放送》
2007年問題「団塊の世代の移住誘致大作戦」
戦後の日本経済を牽引してきた「団塊の世代」の定年が2007年から始まります。その数は約700万人とも言われ、各企業の雇用体系や技術の継承などを含めて大きな課題となり「2007年問題」としてクローズアップされています。番組では、定年を控え第二の人生に踏み出す団塊の世代に「セカンドライフのステージ」を提供して地域の活性化を目指す竹原市と呉市の取り組みを紹介します。少子高齢化社会の中でエリアへの定住促進作戦を密着取材し、2007年問題のもう1つの課題、巨大な購買層と言える約700万人の将来の動向、生活を展望します。


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