Eタウン
2005年9月17日
オープンカフェ近日開業!「水の都のルネッサンス」
水の都ひろしま
アムステルダムやベニスの街だって最初から水の都だったわけじゃなく、たいへんな苦難の歴史があるんです。もし広島の人が生きてきた歴史をこの水辺の店鋪で表現してくれれば、ボクはスグにでも駆けつけたい。広島の人にとって川のある風景は「日常」だが、外から来る人にとっては「非日常」の風景となる。広島に住む人にとってつい見逃しがちだった日常の水辺を、非日常を意識させる魅力ある水辺にして欲しい。
コータリ人形
■10月20日いよいよ開店!こっちの水辺は美味しいぞ
水の都構想を展開している広島市の念願が叶い、昨年市内を流れる京橋川河岸緑地などが国の特例措置を受けて、営業活動許可となりました。そこでEタウンでは、全国では初となる河岸緑地(稲荷橋西詰め)での独立型常設店鋪「水辺のオープンカフェ」開店に向けラストスパートをかける3つの業者に密着。他都市に比べてウォーターフロントの魅力が活かされていないと批判のあった広島の新しい取り組みを通じて、都市における活力創出を考えます。
「なるほど、ボクがよく流される川『流川』のスグ近くなんだね。でも、今までそこになにもなかったのが不思議なくらい、気持ちのいい場所じゃないの」

「ホントに落ち着いた、オトナの川べりです」

■広島市のバックアップで全国初の常設店鋪が実現
オープンカフェを建設する4区画は、広島市が負担して上下水道や電気設備などのインフラを整備。開業にあたっての経費は、店鋪建設費、保証金(50万円)、協賛金(月額1万5千円)などで、最長6年の営業が可能です。
「呉の場合は夜間だけ屋台を引っ張ってそこで営業をなさるわけですが、今回広島でやりますのは若い人にも気軽に寄っていただける常設店鋪です。会社の帰りとかあるいはお昼といった具合に、広島の風景に溶け込んでいけるものを目指したい」と、広島市都市計画局の新上敏彦まちづくり担当課長。
これまで京橋川沿いの河岸緑地では、上幟町のJALシティ広島はじめいくつかのホテルが緑地にテーブルを並べ、期間限定のオープンカフェを営業、この夏までにトータルで8000人が利用したという実積もあることから、充分期待が持てそうですネ!
「テント型の店鋪かと思ったら、しっかりした建物で全天候、しかもオールシーズン楽しめそう」
「オープンカフェも水辺の利用も、これまで規制があったから出来なかったわけで今さらという気がする。規制緩和するんなら最初からやっときなさい!」


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