戦争の世紀 証言シリーズ  8・6特番

被爆直後の録音テープが初めて明かされる・・・・・

7月31日(月)〜8月3日(木)、8月7日(月)〜8月10日(木)の8日間
昼12時30分〜12時44分(14分間)

 人類初めての2つの原爆を受けた日本が敗戦し、第2次世界大戦の終了した1945年(昭和20年)の11月から12月にかけて、米軍戦略爆撃調査団は日本全国60カ所で市民インタビューを行っていた。被爆地広島でも、外国人1人を含む被爆者13人と被爆をまぬがれた市民9人のあわせて22人がその対象になった。調査の目的は、米軍の爆撃が市民の心理にどう影響したかという効果を調べるためであった。
 1974年(昭和49年)、広島平和文化センターがこの広島で録音されたインタビューテープをワシントン公文書館から購入したが、身元が判明した3人を除いては氏名もわからず、その後これまで公開されることはなかった。
 RCCでは、この貴重な証言を広く世に知らせようと、親族の了解を得るため対象者の身元を調べたが解明できなかった。しかし、戦争の世紀と言われた20世紀最後の8月を前に、広島に原爆が投下された直後の大変貴重な証言であることや、アメリカでは関係資料の公開に踏み切ったことなどから、今回広島でも初めてRCCラジオで公開されることになったものである。


7月31日(月)〜8月3日(木)、8月7日(月)〜8月10日(木)の8日間
昼12時45分〜12時54分(9分間)

 今年の夏休みを親子で原爆や平和のことを考えるきっかけになってほしいという思いを込めて、夏休み中の子どもたちを対象に、児玉辰春作「伸ちゃんの三輪車」などの原爆絵本を毎日日替わりで、山原玲子アナウンサー他RCCアナウンサーが朗読します。


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