2001年春編成について
RCCテレビ2001年春編成の基本方針
〜 地域応援放送局を目指して 〜
昨年12月にスタートしたBSデジタル放送、2年後に予定されている地上波デジタル放送、さらにその先のブロードバンドなど、メディアを取り巻く環境は激変して来ており、その中でローカル局は、その存在意義が問われています。
RCCでは、昨年来の社内外でのブランディング調査と、その後の検討を踏まえ、自社の目指す方向を『地域を応援する放送局』とし、番組編成、番組制作を通じて、メディアらしい方法で、地域活性化に貢献していく事を決意しました。そして、その方向が視聴者との信頼を強固とし、今後のローカル局の存在意義に繋がると考えています。

(1)ローカル編成では、自社制作番組に大きな変更はありません。「ときめきストリート」、「RCCプロジェクト Eタウン」、「週刊パパたいむ」、「スポ天!」等のレギュラー番組を中心に、上記方針の下、番組内容を一層充実させて参ります。
また、スポーツ中継には今年も積極的に取り組んでいきます。特にカープ主催ゲームは昨年に続き、最多の中継放送を予定しています。
さらに、日曜早朝に「RCCメモリーズ」を編成し、ユーティリィティーに富んだ再放送枠として活用していきます。

(2)ネット編成の新企画番組としては、火・水曜の午後7時に家族揃って楽しめる番組「めっけMON!」、「小さな恋見つけた。」が始まります。好調を持続しているドラマでは、1枠増して水曜22時に「嫁はミツボシ。」を新規にスタートさせ、レギュラー枠の金曜・日曜ドラマで「天国に一番近い男」、「昔の男」、「ラブストーリー」等が始まります。これに伴い、各方面から反響頂いている「ここがヘンだよ日本人」は木曜22時に移動し、P帯に厚みを増していきます。
また昼ベルト番組「ベストタイム」の放送枠を5分延長して番組内容の底上げを図ります。

RCCでも、この4月からデータ放送を開始します。益々多様化する新メディア時代には、急激なハード面の変革に対して、迅速にかつ戦略的に対応していく事が重要となりますが、しかし、最終的にメディアとして生き残るためには、視聴者からの支持が必要不可欠です。そのためには、視聴者ニーズに真摯に応え、時には視聴者を励まし、地域活性化の役割を担うべく、「使命感と志」を持って、これからの時代も臨んで行きたいと考えています。

テレビ編成企画部

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