第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | |
放送日(毎週土曜) | 11月6日 5:15〜5:45 |
11月13日 5:15〜5:45 |
11月20日 5:15〜5:45 |
11月27日 5:15〜5:45 |
再放送(毎週日曜) | 11月7日 26:55〜27:25 |
11月14日 26:50〜27:20 |
11月21日 26:55〜27:25 |
11月28日 26:25〜26:55 |
再々放送 |
12月21日 5:00〜5:30 |
12月22日 5:00〜5:30 |
12月23日 5:00〜5:30 |
12月24日 5:00〜5:30 |
※11/7(日)、11/14(日)「世界バレー」のため5分刻み最大30分延長あり ※放送時間が変更になることがありますのでご承知おき下さい。 |
1960年代、アメリカの天文学者フランク・ドレイクによって地球外文明の数を推定する方程式(通称ドレイクの方程式)が提案されました。
今も色褪せないこの方程式の意味するところを考えます。
観測が進み、星の進化、宇宙の階層構造などが明らかになってきました。後半は、現代の宇宙像と、東広島天文台の「かなた望遠鏡」の最新研究成果について、天文学の立場から解説します。
これまでに、惑星は400個以上見つかり、宇宙における惑星誕生の普遍性・多様性が議論できるようになってきました。最近の天体観測の結果
をベースに、地球誕生の条件について、惑星科学の立場から考えます。
原始地球では無機物から有機物が、そして更に複雑な高分子生体有機物(核酸や蛋白質)が”化学的”に合成され、やがて自己複製や代謝を
行う生命体が誕生しました。これらのプロセスについて量子化学の立場から解説します。
約38億年前、単細胞だった生物は、独立栄養型の細胞(光合成、化学合成をする細菌)の出現、これらの共生による真核細胞の出現をへて、知的生命体へと多様化しました。この単細胞生物から知的生命体への進化(変異?)は、偶然だったのでしょうか? 必然だったのでしょうか? 分子生物学の立場から考えます。
恒星進化論から、太陽や地球の存在は未来永劫ではないことがわかっています。一方、太陽系のタイムカプセルである隕石を探ることで、太陽系の過去46億年の歴史がわかります。地球で文明が存続する割合について、宇宙地球化学の立場から考えます。
人類は、500万年前にチンパンジーと分岐し、猿人を経て、数万年前から人間的な知的活動を始めました。DNAの塩基配列で比べると、わずか約1 %の違いしかない人類が、地球外生命を探査し、自身の生活圏を宇宙空間へと拡大しようとしています。これらの営みについて、人間科学の立場から考えます。
最後に、分野の異なる研究者の知見を結集し、「ドレイクの方程式」をもとに、銀河系に存在する地球外文明の数について多角的に考えます。果たして、宇宙人はいるのか、いないのか? 乞うご期待です。