AMラジオ放送を補完するFM局の免許申請

FMRCC福山

2016年5月30日

株式会社中国放送(本社:広島県広島市、社長:畑矢健治)は、本日総務大臣に対しAMラジオ放送を補完するFM局の免許申請を行いました。
福山市及び福山市周辺地域のAMラジオ放送の難聴を解消する目的で、94.6MHzのFM方式で放送を行います。
この免許申請では福山市の蔵王山から出力100Wで電波を出すことにしています。
試験電波の発射は2016年秋を予定しています。

FMRCC福山局の免許申請内容

【送信場所】 広島県福山市千田町大字千田字大谷山137-1
【周波数】 94.6 MHz
【出力】 100W
【アンテナ構成】 2L双ループ 2段4面
【送信高】 220 m
○AMラジオ放送を補完するFM局とは
AMラジオ放送の災害対策または難聴(都市雑音、外国混信、地理的・地形的な影響)を解消することが目的に整備されるFM方式による中継局のこと。
周波数はアナログテレビ放送の終了に伴って空いた90MHz~95MHzを使用します。
○対応するラジオ
これまでのFMラジオ放送は76MHz~90MHzのため、95MHzまで対応するラジオが必要になります。
○放送内容
現在のAMラジオ放送と同じ内容ですが、AMラジオ放送はモノラル放送で、FMラジオ放送はステレオ放送という違いがあります。
○現在のAMラジオ放送
現在、1350kHz、1458kHz、1530kHzで放送していますAMラジオ放送は今後も継続して放送します。