広報資料

2016年5月30日

G7伊勢志摩サミット
オバマ大統領や各国首脳に広島復興まんがを贈呈

このたびG7伊勢志摩サミットに参加した米国英国など核保有国を始めとする各国首脳に広島市と中国放送とから「まんがで語りつぐ広島の復興」の英語版が贈呈されました。
 
この本は人類最初の原爆の惨禍を体験した広島の市民が、家族や自宅を失いながら気力と勇気をふりしぼり広島の復興に尽くした様子を描いたもので、中国放送が被爆70年事業として昨年企画し、このたびのG7サミットにあわせ英語版を制作したものです。

松井市長は本の贈呈に当たり、先進国首脳や世界の指導者たちにも広島を訪れてもらいたいとの思いから、そうした内容の手紙を添え、特にオバマ大統領には、広島で被爆の実相に触れてもらい核兵器のない世界への具体的な道筋を発信するとともに、あわせて広島の復興についても理解を深めてもらいたいと期待を表しています。

本は、G7サミット出席の首脳・欧州連合議長・委員長の8人に加え、拡大会合に参加する潘基文国連事務総長やインドネシア、ベトナム・ラオスなどの各国首脳らあわせて12人にも贈呈されました。

なお、この本(英語題名:Hiroshima's Revival  Remembering how people overcame destruction and despair)は、先月(4月10日、11日)開催されたG7広島外相会合の出席者や海外メディアにも広島県や広島市などで組織する外相会合支援推進協議会から配布されています。

この件に関する連絡先:中国放送 〒730-8504 広島市中区基町21-3
広報部 寺内優 082-222-1132