第67回『電波の日』
総務大臣表彰を受けました

中国放送はこの度、FM同期放送実現のための装置を開発し、これを自社の放送ネットワークに取り入れることで電波の有効利用に貢献、さらにその技術の利点を広く周知したことが評価され、平成29年6月1日東京で行われた「電波の日」記念式典において総務大臣表彰を受けました。

FM同期放送はこれまで実現が難しいとされていました。しかし、近年のデジタル技術を駆使した装置により克服、県内において同じ周波数を使って放送を行うことで、FM放送の聴取者が車等で移動しても選局の必要なく、同じチャンネルで放送を聴いていただけるものです。

功績の概要:「FM同期放送の実現に向け、実験などを実施し全国に先駆けて導入することで地域の電波利用の効率化に尽力するとともに、FM同期放送の利点や効果を広く周知するなど、電波技術の普及・展開に多大な貢献をした。」

【電波の日】(総務省のホームページより)

昭和25年(1950年)に電波法、放送法及び電波監理委員会設置法が施行され、電波の利用が広く国民に開放されたことを記念して「電波の日」を設け、国民各層の電波の利用に関する知識の普及・向上を図るとともに、電波利用の発展に資することとしている。