（中国放送役員会議室）

3月28日（火）に開かれた第439回中国放送番組審議会は、ＲＣＣのラジオ・テレビ2000年春の番組改編について説明、出席委員全員の了承を得ました。 　つづいて3月18日放送のテレビ番組『走者（スペシャリスト）〜早田俊幸35ｷﾛへの挑戦〜』について審議しました。 　主な意見は次の通りです。 早田選手をＲＣＣが特番に取り上げることは地方局としていい事。ただこの時期に 密着取材を受けて本人にとって本当によかったものか。 テレビで見るイメ―ジとは違う早田選手の素顔を見ることが出来た。ただ放送日がオリンピック出場の選に漏れた後であったことは疑問に思う。 何故、毎回35キロで脱落するのかを科学的見地から体質改善の過程を追った点はよかったが、その結果がどうなったかが描ききれていなかった。 視聴者を引き付ける意味でも、コメントも宗兄弟や瀬古など全国的に名の知れた人を登場させれば、もっと広島だけという狭い片寄りから抜け出した番組になるのではないか。 スペシャリスト、神様などの言葉が何度も出てきたが、素人には彼のどこがそうなのか分からなかった。早田選手のインタビュ―を入れ過ぎた気がする。 30分の番組によくまとまっていた。 映像がきれいであった。 　また、民放連とＮＨＫとが共同で放送番組向上協議会の中に「放送と青少年に関する委員会」が4月1日から発足されたことを報告しました。

今回の出席者は次のとおりです。（敬称略）
委員長	山下　彰一
副委員長	平田　克明
委員	中畝　みのり	見延　典子	曽我見　義則	久保田　文也
	山坂　淑子	三好久美子	田坂　貢二	大塩　　俊

以　　上

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