第650回中国放送番組審議会 概要

審議したのは、ラジオドラマ「広島もみじまんじゅう物語」2作品です。「私たちが友だちになった理由(わけ)」(ティーン作家賞)は、11月28日に「ラジプリズム」(22:00~24:00)内で放送されました。もう一つの「おばあちゃんの記し」(最優秀賞)は11月30日に「週末ナチュラリスト朝ナマ!」(07:00~10:55)内で放送されました。日本放送作家協会60周年にちなんであらすじを募集。中国支部と連携して制作し、放送しました。

【制作担当者の説明】

全国のラジオ局でかつて恒常的に制作されていましたが、今は制作機会がめっきり減ったラジオドラマ。作りこんでいくもの、形に残るものを制作したい、そして、若いクリエイターの刺激になるようなものにしたいなどの思いで制作しました。広島土産の一つ、もみじまんじゅうを食べるシーンを盛り込むことを1つの条件として今年3月から3か月間、あらすじを募集。全国から288作品の応募があり、最優秀賞とティーン作家賞に輝いた2つの作品をラジオドラマ化しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【番組担当者の返答】

コンテストをする際には、細かいレギュレーションがあるそうですが、今回は、それを取っ払い、門戸を広げて募集ました。例えば、エキストラなど番組とリスナーが一体になれるような仕組みができないか考えていましたが、今回は叶いませんでした。今後も継続するなら、ラジオドラマを深く知ってもらえるような取り組みにもしていきたい。ラジオ制作部の中でも限られた人数で取り組んだため、今回得た経験を他のスタッフとも共有したい。費用面や仕事の割り振りなどの課題はありますが、文化を継承していきたいと考えています。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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