RCCプレスリリース

2019年8月20日

AMラジオ放送を補完するFM局の免許申請

FMRCC西条

株式会社中国放送(本社:広島県広島市、社長:畑矢健治)は、総務大臣に対しAMラジオ放送を補完するFM局の免許申請を行い、予備免許が交付されました。
東広島市中心部周辺のAMラジオ放送の難聴を解消する目的で、94.6MHzのFM方式で放送を行います。
この免許申請では東広島市の龍王山から出力100Wで電波を出すことにしています。

FMRCC西条局の免許申請内容

【送信場所】 広島県東広島市八本松町篠字タバサ11133-1
【周波数】 94.6 MHz
【出力】 100W
【アンテナ構成】 ダイポール 4段 1面
【送信高】 575 m
○AMラジオ放送を補完するFM局とは
AMラジオ放送の災害対策または難聴(都市雑音、外国混信、地理的・地形的な影響)を解消することが目的に整備されるFM方式による中継局のこと。
周波数はアナログテレビ放送の終了に伴って空いた90MHz~95MHzを使用します。
○対応するラジオ
これまでのFMラジオ放送は76MHz~90MHzのため、95MHzまで対応するラジオ受信機が必要になります。
○放送内容
現在のAMラジオ放送と同じ内容ですが、AMラジオ放送はモノラル放送で、FMラジオ放送はステレオ放送という違いがあります。
○現在のAMラジオ放送
現在、1350kHz、1458kHz、1530kHzで放送していますAMラジオ放送は今後も継続して放送します。