RCCプレスリリース

2020年7月8日

被爆電車特別運行プロジェクト2020

被爆電車特別運行プロジェクト2020

被爆電車特別運行プロジェクトは、被爆70年プロジェクトの一環として2015年にスタートし、5年間で約2,700名の方にご参加いただきました。
被爆75年となる2020年も、引き続き取り組みを実施することで、検討を進めておりました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、主催者で協議を重ねた結果、参加者の皆さまに安全に乗車体験をしていただくことは困難であるという判断に至り、これまで同様の一般参加者の乗車体験は中止することになりました。
しかし、このコロナ禍だからこそ、被爆の惨禍から復興を遂げた「653号」を広島市内で走行させ、その模様をネット配信し、国内外に向けて「平和」を発信いたします。

■目 的

被爆の惨禍やそこからの復興について、国内外の人々や未来の世代に伝える
新型コロナウイルス感染症で、自粛を強いられ、これまでの日常が失われた中、被爆の惨禍から復興を遂げた「653号」を走行させることで、人々に勇気を送る

■主 催

中国放送、広島電鉄

■協 力

電通国際情報サービス

■運行日

8月6日(木)・9日(日) 13:00出発

■運行区間

①8/6(木) 江波~広電本社前(千田車庫)~広島駅
※8月6日当日に被爆電車653号が運行するのは、今プロジェクトで初めてです
 <運行スケジュール>
 13:00  江波車庫 出発
 13:20頃 原爆ドーム前 通過
 13:40頃 千田車庫 (折り返し)
 14:10頃 広島駅 着

② 8/9(日) 広電本社前~西広島~広島駅
※75年前、広島電鉄は被爆3日後の8月9日(長崎原爆の日)に、己斐(現在の西広島駅)~西天満町(現在の天満町)間で電車の走行を再開しました。当時の走行区間を含むルートを走行します。
 <運行スケジュール>
 13:00  千田車庫 出発
 13:15頃 原爆ドーム前 通過
 13:30頃 広電西広島 (折り返し)
 14:10頃 広島駅 着

■車 両

被爆電車653号

■ネット配信

新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い、今年の平和記念式典は規模を大幅に縮小しての開催となります。
被爆電車特別運行プロジェクト2020では、被爆電車の車窓を通して、8月6日「広島原爆の日」の広島市内の光景をRCC公式ホームページ(https://rcc.jp/tram/)でライブ配信します。
※8月9日の特別運行もライブ配信します

Webアプリ「ひろでんビュートラム」

①被爆電車「653号」の走行シーンと、車窓からの風景、車内の様子を配信します
②「653号」の走行に合わせて地図が自動的に動き、「被爆当時の写真」など関連情報や、募集した写真・イラストなどが自動で表示されます
(例えば…)「日赤病院前」を通過中は、日本赤十字病院の被爆直後の写真を配信

<アプリイメージ>
被爆電車特別運行プロジェクト2020

・ライブ配信日時:8月6日(木)・9日(日) 13:00~14:10(予定)
※当日の模様は、同サイトでアーカイブ配信いたします

「ひろでんのある風景」写真・イラスト募集

被爆電車「653号」など広島電鉄車両を撮影した写真・イラストを募集します。
お寄せいただいた作品はWebアプリ「ひろでんビュートラム」で紹介予定です。
詳しくは公式ホームページ(https://rcc.jp/tram/)をご覧ください。

<募集方法> Twitterか郵送でお寄せください。7月31日(金)必着
■Twitterの場合
Twitter公式アカウント【@hiroshima_653】に「#被爆電車2020」でツイートしてください
必要事項 撮影場所/描写場所(例えば、本川町電停付近など)
■郵送の場合
〒730-8504 RCC被爆電車プロジェクト2020事務局 宛
【必要事項】
氏名(ペンネーム)、住所、連絡先、撮影場所/描写場所

<お問い合わせ先>

被爆電車特別運行プロジェクト2020事務局
広島市中区基町21-3 (株)中国放送
e-mail:tram@rcc.net

詳しくは
【被爆電車特別運行プロジェクト2020】
被爆電車特別運行プロジェクト2020
https://rcc.jp/tram/