第427回中国放送番組審議会概要 |
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(中国放送本社役員会議室)
2月9日に開かれた第427回放送番組審議会は、まず今年4月1日に予定されているRCCの放送基準改正点について中国放送番組審議会事務局から中国放送番組審議会へ諮問、来月の審議会で答申されることになりました。
つづいて番組の審議に入り1月30日に放送した中国放送制作のテレビ番組「瀬戸内海21」について合評しました。この番組は平成8年4月からスタート、21世紀を間近に控えた瀬戸内の様々な姿を月1回シリーズで放送している1時間番組です。今回は「四季の恵み 祭りの声」というテーマで、瀬戸内に伝わる四季折々の祭りを描いています。
まずある委員から「今回ほとんどが初めて見る祭りばかりで、瀬戸内の祭りの数の多さに驚いた。映像としては肩肘はらず、楽しく見ることが出来た」などの意見が述べられました。
一方、「9つの祭りを取り上げていたが、コンセプトが分からなかった」「取り上げた祭りの数が多すぎるので半分位に減らし、もう少し人間的な部分を入れ祭りの意味を掘り下げた方が良かったのでは」「もう少し将来に向かうという意味を含めた番組作りであってほしかった」などの意見も出されました。
この番組について制作担当者からは「5月にしまなみ街道が開通することもあり、今の美しい瀬戸内を撮影しておくことが大きな柱であった。くつろいで見ていただくためナレーションは男女2人のかけあいにした」との説明がありました。
この後、RCCの放送番組についての自由審議に入り、広島市長選挙の報道について「ネット番組の編成などで時間の制約があったと思うが、時間をたっぷりとって放送して欲しい」などの要望が出されました。
今回の出席委員は
委員長 山 下 彰 一 副委員長 平 田 克 明
委 員 中 畝 みのり 委 員 見 延 典 子
竹 田 保 孝 曽我見 義 則
久保田 文 也 桑 田 整
山 中 昭 山 坂 淑 子 (敬称略)
局側出席者は
取締役社長
堀 口 勲常務取締役テレビ局長
秋 信 利 彦技術局次長兼管理部長 小 野 靖 気
ラジオ局次長兼ラジオセンター長 牧 野 睦 夫
報道制作局テレビ制作部 延 藤 靖
番組審議会事務局長 鈴 木 信 宏
番組審議会事務局 高 月 峰 子
以 上