第449回中国放送番組審議会の審議の概要

(中国放送役員会議室)

  今回は2つの番組を合評、まず2月18日に放送されたテレビ特別番組「世界のみんなと地球を守る」を審議しました。この番組は2月中旬、広島市でアジア8カ国から16人の子どもたちと広島県内の子どもたちが参加して開かれた「第2回こどもエコクラブ・アジア太平洋会議」のもようを紹介した15分番組です。主な意見は次の通りです。
  • 短い時間に「環境保全・国際親善・青少年の問題」と3つのテーマを盛り込み感心した。子どもらしさもでていた。
  • 番組の意図する切り口が国際交流か、エコの問題なのか、焦点がはっきりしなかったのは残念だった。
  • 子どものころから環境を考えることはいいことだ。今後も積極的に取り上げ、地球は皆のものであることを認識させることが大事だ。
  • 自然を取り戻すことは並大抵のことではないが、番組で訴えていくことは大事だ。
  • もう少しエコに関する子どもたちの意見を聞きたかった。
  • 環境をよくするためにどうすればよいかという疑問を持ちながら、子供たちが話し合う声があれば、もっとインパクトを与えることができたのではないか。
    次に審議した「にっぽんふるさと列車の旅」は、日本各地のローカル線を通して日本のふるさとを辿ろうと、JNN各局がハイビジョン撮影で共同制作したの最初の番組でRCCは木次線を担当しました。主な意見は次の通りです。
  • 個人的には自然の景色が多くでる番組は好きで木次線は懐かしかった。ただ全国放送ならば、四季を撮影して欲しかった。
  • BGMが自然でリラックスでき効果的で、全体的には全てが自然で好感の持てる番組だった。
  • 画面の構図はよかったが、色調をもう少し明るい画面であればよかった。
  • 何を伝えようとしているのか分からなかった。
  • そこに生活している者にとってはふるさとの再発見であり、ふるさとは生きている者の原点であることを盛り込めば、もっと見ごたえのあった番組になったと思う。さらに、ふるさとを大事にしようという表現があればよかった。
  • 地域に焦点を当て、応援する放送局としての方向性を出しているRCCの姿勢がでており、一応評価する。番組の意図が観光地の誘致を狙ったものか、地域の人が厳しい自然の中で誰にも頼らずたくましく生きている生活を全面に出せばインパクトのある内容になったと思う。
このあと事務局から、民放連が配布した資料「青少年と放送問題対応策の進捗状況」に沿って最近の動きを報告しました。

出席委員
上田 良文 委員長
 
桑田 整 副委員長
久保田文也 副委員長
山坂 淑子 委員
三好久美子 委員
田坂 貢二 委員
安藤 欣賢 委員
白石 勝  委員
久笠 信雄 委員
野村 純孝 委員
丸本 たかし委員
上田みどり 委員
 

以  上

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