第537回中国放送番組審議会概要

開催日: 2009年5月26日
場  所: 中国放送役員会議室

今回審議したのは、テレビ番組「じゃんがじゃんがスタジアム ひろしまスポーツ応援団」(水曜日夜7時50分〜8時50分生放送中)の第一回目、4月29日分でした。
この番組は司会に広島県出身のアンガールズを起用。スポーツ王国広島の復活という切り口で広島を元気にしたいという思いで製作しています。
審議した番組は、絶好調の広島東洋カープ、サンフレッチェ広島を開幕から振り返り、熱く紹介。ゲストに衣笠祥雄さんを迎え、旧市民球場で初めて胴上げとなったカープV2の隠れたエピソードを披露しました。

委員の方々からは以下のご意見、ご要望をいただきました。

  • 優勝した時代をうまく表現していて、ワクワクして思い出した。


  • 木下富雄さんの辛口の解説にアンガールズが乗っかり、藤村伊勢アナウンサーがフォローする構図が一番おもしろい。


  • V2時の衣笠さんのスクイズは番組を見て思い出し、当時に戻れた。こういったシーンを毎回、蘇らせてほしい。


  • アンガールズのスーツ姿がいいと思う。


  • カープが好調の時は一緒に喜び、悪い時は一緒に悲しむ番組になっていけばいいと思う。


  • 衣笠さんのスクイズは知らなかったが、その時ベンチにいた木下さんが話したスクイズのサインが出た時の緊張感が今でも伝わってくるおもしろいエピソードだった。


  • 栗原選手の指をずっと見せてくれる番組はないので嬉しかった。


  • 別の回でカープの二軍選手を取り上げていたが、そんな企画を続けると若い選手が頑張れると思う。


  • この番組を見て、団塊の世代からジュニアまでの親とその子供達の会話に繋がったり、広島が盛り上がったりするよう、頑張ってほしい。


  • 外木場さんを取り上げてほしい。


  • 視聴者の意見をテロップで流していたが、ああいう声を番組の中でどんどん紹介して答えていく双方向的なものがあれば、視聴者の反応も直に伝わる気がする。


  • 調子が悪い時は視聴者やファンが気がつかない良いところを教えてもらうほうが見ていて楽しくなると思う。


  • サンフレッチェの17ゴールを連続して放送したのは非常にいい。


  • FAで金本選手が出るなど、アメリカ型の契約の時代になり、個人に依存したプロスポーツのチームへの愛着が少し変わってきている。広島東洋カープやサンフレッチェ広島の何が満たされたら応援出来るかをディスカッションし、新しい地元ファンのあり方を見つけてくれれば幸せだ。


  • 経済が沈滞しているので広島のスポーツで元気をもらいたい。


  • 野球シーズンが終わればバレーポール、ハンドボール、陸上などの特集、ドラマを見せてもらえばいいなと思う。


  • カープとサンフレッチェが好きでない人にどうやって見てもらうか?番組の最後に地域のスポーツを流していたが、シーズンオフにはそのような企画をやるのかなと思いながら見た。


番組プロデューサーは、「今後は、広島東洋カープやサンフレッチェ広島以外のたくさんの広島のスポーツも取り上げて行く」と話しました。
<文責:中国放送番組審議会事務局>

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